Q:Liqmax120S / ELC-LM120S-TAAを購入し、取り付けました。ファンのLEDがPC起動時に一瞬点灯しますが、起動後全く点灯しません。また、水冷ポンプのENERMAXロゴのLED点灯が暗いのですがなぜでしょうか。ファンの接続先は、マザーボードのCPUファンコネクター(4ピン)、ポンプの接続先は、システムファンコネクター(3ピン)です。 |
A:CPUファンのファンコントロールがPWM制御+電圧制御を採用しているマザーボードに起こる現象です。電圧制御が加わりますとファンの入力電圧が12V以下になる為、LEDが暗くなったり無点灯になったりします。この現象を回避するには、BIOSの設定を変更する必要があります。 ・CPUファンのBIOSの設定について CPUファンコントロール機能がPWMになっているかご確認下さい。電圧制御になっている場合は、PWMに切替を行なってください。 また、最近のマザーボードの場合、PWM制御に加え、電圧制御が加わっている製品が増えてきております。この場合は、BIOS上で設定を、Mid PWR (標準電力)にする必要があります。(BIOSの表示は、各マザーボードメーカーによって変わります) マザーボードの詳細設定については、取扱説明書をご参照いただくか、マザーボードのメーカー様にご確認下さい。 水冷ポンプの接続先の設定 システムファンコネクター(3ピン)のファンコントロール機能がONになっている場合、電圧制御により電圧が下がっているために起こる現象です。 この場合、入力電圧が12V以下になる為、ENERMAXロゴのLED点灯は暗くなり、ポンプの回転数も下がります。ポンプの回転数が下がりますと冷却効果が低下しますので、システムファンコネクター(3ピン)のファンコントロール機能をBIOS設定でOFFにしてください。 ※ポンプの入力電圧は、12Vが必須となります。 システムファンコネクター(4ピン)に接続されている場合は、システムファンコネクター(4ピン)のファンコントロール機能をBIOS設定でOFFにしてください。BIOSの設定がデフォルトでPWMの場合は、そのままの設定でも問題ございません。 |
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